

近年、預金口座などの不正利用や不正な届出を防止するために、金融機関や行政機関の窓口では本人確認が法律で義務付けられ、他の民間事業者でも、サービス提供時における本人確認が強化されています。しかし、本人確認に用いられる運転免許証などの偽変造確認、本人確認記録書の作成や証跡情報の保管などによる事業者側の負担も大きくなっています。
「BizPICO®」は、このような問題を解決するために、IC 運転免許証を利用して、厳格な改ざん確認と証跡情報保管を実現するサービスをクラウドにて提供し、本人確認の信頼性向上と業務効率化をサポートします。
※「BizPICO®」は株式会社NTTデータの日本国内における登録商標です。


現在、各種登録手続きの本人確認実施時には、公的な身分証明書の提示が求められていますが、偽変造等による不正契約が後を絶たない状況にあります。本サービスを利用することで、信頼性の高い本人確認が実施できることを含め、3 つの活用メリットがあります。





BizPICOは、当社データセンタにおいてIC運転免許証情報読み出しの制御を行うアプリケーションサーバや証跡情報の保管を行うデータベースを準備し、お客様に共同でご利用頂けるクラウドサービスを実現することで下記4つの機能を提供します。

IC運転免許証発行時に設定された暗証番号を入力して、ICチップに書き込まれた氏名、生年月日などの情報を読み出し、Webブラウザ上に表示します。また、券面に印字されている字形と同じ字形で正確に表示します。
読み出した電子データが改ざんされていないかを都道府県公安委員会の公開鍵を用いて確認します。
読み出した電子データおよび改ざん確認結果を、証跡情報として電子データで保管します。検索条件を入力して、保管した証跡情報の照会もできます。
改ざん確認に必要な都道府県公安委員会の公開鍵を警察機関より取得して保管します。常に最新の情報に更新しており、安心して利用できます。
BizPICOはクラウドサービスのため、お客さまのご利用環境に複雑なシステム構築を必要とせず、短期間で、かつ、低コストでの導入が可能です。
インターネットに接続できる環境(注1)のパソコンと非接触タイプのICカードリーダー(注2)をご準備頂ければ、容易、かつ、安心してサービスをご利用頂くことができます。

本サービスのご利用シーンとしては、行政機関や金融機関(銀行、証券、生命保険など)、携帯電話事業、レンタル事業などにおいてのご利用を想定しています。下記に具体的なご利用シーンを2つ紹介します。




この他にもお客様の要件にあわせてセンタ側の設備やご利用のサービスの機能拡張にも柔軟に対応することで、最適なご利用方法を提供します。

今後は、IC 運転免許証だけでなく、様々なICカードやNFC携帯電話などへの対応や、スキャナ機器を活用した券面状態の真がん判定機能など、幅広く本人確認業務をサポートするサービスの拡大を目指します。 また、クラウドサービスの特徴を活かし、かつ、取り扱うデータのセキュリティ対策なども十分に考慮しながら、登録データの更新サービスや、ペアリングサービス(※1)、お客様のセキュリティレベルに応じた認証サービスなど、安全かつシームレスに利用できるサービスの提供も視野に進めていきます。